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Vol.9

柏田テツヲ

 

-Message-

 

 

Concept

1988年生まれ

温暖化の影響で世界の至る所で過去に類を見ない森林火災が発生している。

気候変動をはじめとした地球環境に関する ニュースを見ない日はないほど私達のすぐ側まで危機が近づいているのを実感する。

何か今までとは違うことが起こり始めている。

うまくハマっていたパズルたちが抜け落ち、何か地球から私たち人間に向けてメッセージを発信しているのではないだろうか?

このプロジェクトは私が感じた温暖化による地球からのメッセージを写真を通してビジュアル化したシリーズ。

私は自然と人間の関係性を問いていきたい。

Web

www.tetsuokashiwada.net

Instagram

@tetsuokashiwada

Charlotte Cotton(キュレーター / ライター)賞

太田 睦子 (IMA エディトリアルディレクター )賞

伊藤 颯

-I ate hay/干し草を食べた-

​Concept

本作は、1918年にjohn.F.Byrneの著書『Silent Years』を伏線として、暗号で記された自叙伝を制作することを試みた

 

『Silent Years』は、煙草の箱に入るほどの小さな機械で転字暗号を用いて記述されている。転字暗号とは文字の順序を変えるだけの単純な暗号だが、解読キーがないと他者による解読が最も難しいと言われている

これも、多くの人間が解読しようと試みたが未だに解読はされていない

 

『I ate hay』とは自分の名前を使って転字暗号にしたものだ

翻訳すると「干し草を食べた」という文などのいろいろな意味を持つ 

 

私は日常における様々な事象を写真という記号を使って暗号化し、自叙伝を制作したが、残念なことに解読するキーを失くしてしまった

 

 

この作品は、蓋を開ければ、タイトルのように複数の意味を所持する内容かもしれないし、なんの意味もない内容であるかもしれない

Web

fractionmagazinejapan.asia/portfolio/HayateIto.html

Instagram

@pipe_cut

 

Elisa Medde  (Foam magazine 編集長)賞 ​

畑 直幸

 

-These Twelve Tires-

 

Concept

1979年岐阜県生まれ大分県在住。オブジェや林などの被写体に塗装やライティングといった様々な操作を加えて撮影し、写真の視覚構造をあらわにする実験的作品に取り組む。別府駅高架下の市場の一角でアートスペース「現実」を運営している。

 

タイヤは資本主義の象徴だ。グルグルと回転して全てを巻き込んで回って行くけど中心には何もない。仏画では仏の後ろに光背という光る円形のモノが有る。それぞれの装飾によってそれぞれの教えの意味があるが、仏教の中心は空だ。空っぽ。何も無い。人間も物質も元を辿ると原子で出来ていて、原子の中は原子核と電子で出来ている。例えば原子核が20cmだとすると電子は10Kmもの周りをグルグルと回っているがその周りは無だ。世界はほとんど何も無い。

Instagram

@naoyuki.hata

Antonio Scoccimarro  (Mousse Magazine 編集長) 賞

前田 直宏

 

-You Were Never Really Here-

 

Concept

1978年生まれ。New England School of Photography卒。ボストンのコミューターレイルからの景色を写真に収め、フォトショップのリタッチ機能を全体に適用する一連の手順をまとめ、そのアクションをRAWファイルに展開することで、一連のイメージを作りました。この練習を通じて、自身がアメリカの移民となる過程での、風景、場所、時間との移ろいゆく関係性を探索しました。

Web

naohiromaeda.com

Xiaopeng Yuan (写真家・SAMEPEAPER 編集長) 賞

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