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Vol.8

 藤井 智也

 

-qualia-

 

 

Concept

1984年香川県生まれ
写真はそこに写る何かが存在すれば、それが写真となる。それでは、そこにあるべきテクスチャーや深度が別のものに置き換えられ、混在すれば、私たちはそれらをどのように捉えるのであろうか。その違和感は多層平面的な世界を作り出し、そこに写っていない”何か”を提示し始める。

Web

tomoyafujii.com

Charlotte Cotton(キュレーター / ライター)賞

Xiaopeng Yuan(写真家 / Samepaper ファウンダー)賞

System of Culture

-斜陽-

​Concept

例えば、過去について思い出すとき、そこには「抽象化された映像」がある。

記憶として保存されている「抽象化された映像」はそのときに五感を通じて得た情報に加え、そのときの感情を含んでいる。

あるときの光や物の距離感、質感、物と空間の存在を視覚で捉えた時、特定の五感と感情が喚起される「抽象化された映像」となる。

 

写実との対比的な表現の一つに印象派絵画が挙げられるが、印象派絵画の持つ感覚質の再現を写真で実現できないのだろうか?

ここでは敢えて、ライティング、フレーミング、モチーフのありかたや振舞いといった要素をコントロールし、あくまでカメラの特性を保持したまま「抽象化された映像」を再現する試みである。

Web

systemofculture.com

 

Patricia Karallis  (Paper Journal 編集長)賞 ​

柏木 瑠河

 

-holier-than-thou-

 

Concept

1991年 東京都生まれ
新しい情熱が生まれるごとに傾倒している事は更新され、私たちがこれまで味わった快楽や苦痛とともに変化する。自分の頭で考える事を私は止めない。

Web

ukakashiwagi.com

太田 睦子 (IMA エディトリアルディレクター )賞

有村 勇史

 

-Reason for going to the sea-

Concept

1983年生まれ
毎週末ドライブがてら海へ。

海や湖を眺める行為が安心するのは羊水にいた時のことを思い出させるからだそう。しかし私にとって水辺というものは少し怖くて不思議な場所だ。毎週海に行くのは曖昧な記憶を曖昧にしておく為なのかも知れない。

Web

yushiarimura.com

Antonio Scoccimarro  (Mousse Magazine 編集長) 賞

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